リニューアル後に行うべきSEO 〜6つのポイント〜

ホームページをリニューアルすると、一時的にSEOの順位が下がります。

リニューアル後に行うべきSEO

下手をすれば、Googleから消えてしまうこともあり、せっかくこれまで築き上げてきたホームページが。。。と焦ることがあります。

そんな時でも焦らず、下記の項目をチェックしてみてください。

リニューアル前のページからリダイレクトする

リニューアルをするとグルーピングによりページ構成が変わることがほとんどでしょう。

この構成が変わった場合、リニューアル前とリニューアル後ではURLが異なる場合があります。

その時は、リニューアル前のURLから、リニューアル後のURLにリダイレクトを送り、ユーザーをまどわせないようにします。

このことで、Googleの検索エンジンにページが移管されたと認識されるのです。

404ページを用意する

リニューアル後のページが多すぎたり、逆にリニューアル前のページが多かった場合には、一ページづつリダイレクトを設定するわけにもいきません。

そこで、前のページにアクセスされた時に「このページは無くなりました」というページを表示させるのです。

これを一般的に404ページといいます。

この404ページを面白くカスタマイズしている企業もあります。そこまでは必要ないにしても、リニューアル時には必ず404ページを入れるようにしましょう。

内容は、トップページへのリンクや、お問い合わせページへのリンク、サイトマップなどがあればユーザビリティ的にも良いでしょう。

タイトルタグはすべて異なるものに

リニューアルした際に、チェックして欲しいのがタイトルタグです。これは、Google的にすべて異なるものにしてくださいと、アナウンスされています。

よくあるのが、すべて企業名だけで同じタイトルの場合です。これは、Search Consoleでみるとhtmlのエラーとなって表示されます。

そのページがどういうページなのかを的確に表せるよう、そのページ独自のタイトルタグを設定します。

よくあるのが、
〇〇について | 株式会社△△△
といった感じです。

さらにSEOを意識してキャッチーなネーミングを会社名に設定しているとよりSEO効果が上がります。

例えば、SEO会社だとすれば
〇〇について | SEO対策をするなら株式会社△△△
と言った具合です。

ただし、SEOを意識しすぎるあまりに、タイトルをコロコロ変更するのはよくありません。ペナルティーを受けたり、順位が下がる可能性があります。

一度、タイトルを設定したら一定期間変更しないのがSEOにとっては良いでしょう。

ディスクリプションもすべて異なるものに

ホームページを検索したときに、タイトルの下に説明がでてきます。これは、ディスクリプションというものを設定していた場合に表示されるものです。

SEOでは、このディスクリプションも重要視されており、全ページ異なるものにすべきとされています。

ホームページは、どんなに構成が複雑になろうとも、すべてのページが異なるはずですから、説明文であるディスクリプションも異なるべきだというのも頷けます。

よくリニューアルした場合に、これがすべて同じになっている場合が見受けられるので注意しましょう。

リニューアルならスマホ対応は絶対

Googleはスマホ対応をしていないホームページは順位を下げますよ、とアナウンスもしています。これは、SEOにとっては大きなダメージです。

このご時世、リニューアルする際にスマホ対応をしないというのは考えられませんが、まれにPC版だけしか対応せずリニューアルしているホームページも見かけます。

当社の感覚としては、6〜8割ぐらいはスマホからのアクセスとなっています。

業者にリニューアルを頼む際には、スマホ対応は必須ということをきちんと伝えておくべきでしょう。

Google Search Console でのxmlの再登録

以前の記事にも書きましたが、Googleの無料サービスで、Google Search Consoleというものがあります。SEOを行う際に最も重要なツールです。

リニューアルをした際には、Search Consoleからサイトマップを送信します。

WordPressなら、プラグインなどでも対応できますし、htmlで制作されているなら、xmlファイルを設置しGoogle Search Consoleに送信することで、検索エンジンに読み込まれ、SEO効果が上がってきます。

まとめ

サイトリニューアルで、SEOの順位が下がることはやむをえませんが、きちんと対策をすれば2週間〜1ヶ月程度で順位は回復するでしょう。

SEOといっても、やみくもにページを増やしたり、文字数を膨大に増やしたりする必要はありません。

素人でも、愚直にコンテンツを制作する気持ちがあれば、おのずとSEO効果があります。しっかりとしたページ作りと、少しのSEOの知識があれば、プロでなくてもSEO対策は可能です。

ぜひ参考にしてみてください。

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